香川県高松市にある『栗林公園』は、特別名勝のひとつにも選ばれた美しい景色が魅力の公園です。
また、平庭部だけでも東京ドーム3.5個分にあたる約16.2haと大名庭園の中では最大級の広さを持ち、「一歩一景」と称えられる多彩な造形美を楽しむことができます。
ここでは、『栗林公園』の魅力と概要をご紹介します。
高松市にある『栗林公園』の魅力
四季折々の美しさを楽しめる『栗林公園』の魅力をご紹介します。
特別名勝
『栗林公園』は、生駒家が当地の豪族であった佐藤家の庭をもとに南湖一帯を築庭、さらに松平家が5代にわたって拡大、修築をおこない100年余りを経て1745年に完成しました。
1875年から県立公園として一般公開され、1953年に名勝地のなかでもとくに価値が高い「特別名勝」に指定されました。
ミシュラン
フランスの旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にも掲載され、わざわざ旅行する価値があるとされる最高ランクの三つ星に選ばれました。
富士山に見立てて造られたといわれる築山「飛来峰」や、歴代藩主が愛した大茶室「掬月亭」、根上り五葉松など『栗林公園』の見どころは多く、また四季折々の風景の移ろいも楽しめます。
紫雲山
『栗林公園』の背後には紫雲山がそびえており、借景の手法によって庭園の背景としての役割を担っています。
これにより、紫雲山と庭が一体化した風景となって、より奥深い景観を楽しめるのです。
高松市にある『栗林公園』の概要
『栗林公園』の所在地や入園料、アクセス方法など概要をご紹介します。
●住所：香川県高松市栗林町1-20-16
●営業時間：3月／6時30分～18時00分・4月／5時30分～18時30分・5月／5時30分～18時30分
●アクセス方法：JR高松駅から車で約7分・JR栗林公園北口駅から徒歩3分・路線バスが栗林公園前に停車
●駐車場：あり（東門駐車場30台・北門前駐車場32台）
●入園料：大人410円・小人170円
営業は年中無休でおこなっているので元旦も観賞することが可能ですが、営業時間は月によって異なるので、事前の確認をおすすめします。
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まとめ
高松市にある『栗林公園』の魅力と概要をご紹介しました。
特別名勝にも指定されている『栗林公園』では、「一歩一景」と称えられる多彩な造形美や、借景によって紫雲山と庭が一体化したより奥深い景観を楽しめます。
東京ドーム3.5個分と大名庭園の中では最大級の広さを持つので、散策にもぴったりですね。
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