高松市にある高松城跡は瀬戸内海に面し、内堀、中堀、外堀の3重に堀がめぐらされていたことから、日本三大水城のひとつとして知られています。
今回は、高松城跡が整備された玉藻公園についてご紹介します。
高松市にある高松城跡（玉藻公園）について
現在、高松市にある高松城跡は、玉藻公園として整備されています。
柿本人麻呂が、万葉集で讃岐の国の枕詞に「玉藻よし」と詠んだことから、付近の海を「玉藻の浦」と呼び、このことから高松城を「玉藻城」とも呼んでいました。
1587年に豊臣秀吉から讃岐一国を与えられた生駒親正が国主となり、その翌年築城に着手して、数年の歳月を費やして完成したのが高松城です。
高松城跡のお堀には瀬戸内海の海水が引き込まれており、日本三大水城のひとつとして知られています。
国の重要文化財に指定されている艮櫓、月見櫓、水手御門、渡櫓、披雲閣があり、国の名勝に指定されている披雲閣の庭園もあります。
披雲閣は1917年に建てられ、旧高松城主の高松松平家の別邸としてだけでなく、迎賓館としても使われていました。
現在は貸館となっており、お茶会やコンサートなどの多彩なイベントが開催されています。
春は桜見物、秋は菊花展などの四季折々の催し物があり、地域の方に親しまれているほか、「シベリア超特急3」「春の雪」「めおん」などの映画のロケ地にもなっています。
高松市にある高松城跡（玉藻公園）のアクセスと基本情報
高松城跡への各種アクセスについて
●住所：高松市玉藻町2番1号
●電車でのアクセス：ことでん高松築港駅から徒歩2分／JR高松駅から徒歩5分
●バスでのアクセス：高松築港停留所から徒歩2分／高松駅停留所から徒歩5分
●車でのアクセス：高松中央ICから約20分
玉藻公園専用駐車場
●利用時間（玉藻公園に入園中のみご利用いただけます）
●4月～9月：7：00～18：00
●10月～3月：8：30～17：00
●駐車台数：57台
●駐車料金：無料
●玉藻公園専用駐車場内には駐輪場もあり
開園時間
●西門の開園時間
●4～5月：5：30～18：30
●6～8月：5：30～19：00
●9月：5：30～18：30
●10月：6：00～17：30
●11月：6：30～17：00
●12～1月：7：00～17：00
●2月：7：00～17：30
●3月：6：30～18：00
●東門の開門時間
●4～9月：7：00～18：00
●10～3月：8：30～17：00
入園料
●大人（16歳以上）：200円
●小人（6歳以上16歳未満）：100円
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まとめ
高松市にある、高松城跡が整備された玉藻公園は、歴史的な魅力があるだけでなく、四季折々の行事やイベントが開催され、地域の方たちにとって憩いの場所となっています。
公共交通機関でも車でもアクセスしやすい公園ですので、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。
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